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個人情報の盗難に関する納税者ガイド ( Identity Theft )

税金関連の個人情報の盗難は、誰かが納税者のソーシャルセキュリティー番号を含む個人情報を使用して、不正な還付金受給をするため確定申告を行うときに発生します。

個人情報の盗難の被害者であると思われる場合は、紙の申告書を提出する必要がある場合でも引き続き税金を支払い、納税申告書を提出してください。

 

問題の可能性についてIRSから通知を受けるまで、個人情報の盗難の被害者であることがわからない場合があります。

下記事項に該当する場合は、税金に関連する個人情報の盗難の可能性がありますので注意してください。

 

・確定申告書を提出しなかったにもかかわらずIRSから疑いがある申告書についての手紙を受け 取った場合。

 

・ソーシャルセキュリティー番号が重複しているため、確定申告を行うことができない場合。


・依頼していない税関連の書類コピーが郵便で送られて来た場合。


・納税者の名前でオンラインアカウントが作成されたというIRS通知を受け取った場合。


・何もしていないにもかかわらず、既存のオンラインアカウントにアクセスされたか、または無効にされたという通知をIRSから受け取った場合。


・追加の税金、払い戻しの相殺が必要である、または提出しなかった1年間の確定申告に対して徴収措置が取られたというI通知をIRSから受け取った場合。


・勤務していない雇用主から賃金やその他の収入を受け取っていることがIRSに記録されている場合。


・依頼していないにもかかわらず雇用主識別番号(EIN)が割り当てられている場合。

 

 

 

ソーシャルセキュリティー番号が危険にさらされており、税金関連の個人情報の盗難の被害者であることがわかっているか、疑われる場合はIRSは下記の措置を推奨しています。

 

・IRSの通知にすぐに応答し、提供された番号に電話してください。


・ソーシャルセキュリティー番号の重複が原因で電子申請が拒否された場合、またはIRSが指示した場合は、IRSのForm 14039、個人情報盗難宣誓供述書PDFに記入してください。 IRS.govで記入可能なフォームを使用し、印刷してから、フォームを申告書に添付し、指示に従って郵送してください。

 

一番重要なことはIRSから納税者に直接Eメールなどを通じて個人情報や金融情報について連絡することはありません。またテキストメッセージやソーシャルネットメディアなどその他の電子通信を使用して連絡をすることもありませんので、IRSを装って連絡が来た場合はしっかり注意しましょう。